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第70回スマートデバイス寄り合いの報告 [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

11月25日(土曜日) に開催した、恒例の「スマートデバイス寄り合い」
  http://symbian-dev.com/index.php?%B4%F3%A4%EA%B9%E7%A4%A4
の参加報告です。報告が遅くなってごめんなさい。

飛び石連休の中日で、参加者の急減を心配していましたが、
実際には 8名のご参加をいただきました。
初参加の方は居ませんでしたが、2回目の方が 1人いらっしゃいました。

(1) Sony Ericsson W950i

ウォークマンの名を冠し、M600i とほぼ同じ筐体と
UIQ3 (SymbianOS9) プラットフォームを採用する携帯電話機です。
  http://www.sonyericsson.com/spg.jsp?cc=gb&lc=en&ver=4000&template=pip1&zone=pp&pid=10391
寄り合いには初登場でした。
M600i との大きな違いとして、シーソー式変則フルキーボードではなく、
通常の 10キーパッド (しかもキーの出っ張り無し) が採用されています。
電源投入時の動きが派手で、ソニーらしい上手い演出を感じました。
ただ、ヘッドフォン端子が通常の 3.5mm ミニジャックでないのは
残念に感じました (M600i と同様の Sony Ericsson 共通多極端子)。
せっかくのウォークマンブランドなのですから、いろいろヘッドフォンを
取り替えて音楽を楽しみたいのですが。

(2) Nokia E61

RIM BlackBerry や Palm Treo 対抗と思われる、
QWERTY サムキーボードを搭載してメッセージング機能を前面に出した
携帯電話機です。
  http://europe.nokia.com/phones/e61
寄り合いには、以前にモックアップを持っていらした方がいましたが、
実機は初登場だったかも知れません。
私も始めて触らせていただきましたが、他の Nokia E シリーズに比べて
質量は重めの筈なのに、広い面積で薄型に作られているせいか
意外に軽く感じました。
片手操作はやや辛そうですが、男性がシャツのポケットに入れるのに
ちょうど良い形だと思います。

この機種は以前、旧ボーダフォンが法人向けに投入するというニュースが流れて
それきりになっていましたが、この寄り合いの後にノキアジャパンが
年内に発売する旨の発表がありました。
旧ボーダフォンブランドの Nokia 端末は、
プラットフォームが S60 3rd Edition になった 804NK では
Symbian signed 未取得の SymbianOS アプリケーションがインストールできず、
事実上ユーザによる C++ 開発の道が閉ざされていたので、
メーカーブランド機の登場は朗報だと思います。

(3) Nokia 770 Internet Tablet

Nokia 製なのに携帯電話網に接続できない、
携帯電話の周辺機器として使われることを想定した
Linux 搭載のインターネットタブレットです。
  http://europe.nokia.com/770
寄り合い開催の暫く前に、新ファームウェアが公開されました。
しかし、それに更新すると表示が崩れるという現象があり、
寄り合いの場で比較が行われました。
もう一台では特に表示は崩れず、詳しくは分からず終いでした。

(4) UIQ3 の日本語化が活発化

(4.1) M-FEP3

どんどん進化を続けています。作者のま〜さんによる近況紹介など。
Developer certificate (DevCert) の発行要件が変わって、
動作に必要な capability の取得に ACS publisher ID (有償) が
不要になったことで、βテストが公開になったことが、
好い影響を及ぼしているようです。

最新情報は、ま〜さんの DIGIらいふ分室(仮) へ。
  http://gawen.hp.infoseek.co.jp/digilife/

(4.2) Psiloc Crystal Localization Japanese for UIQ3

Series80 や S60 の日本語化でお馴染みの Psiloc が
UIQ3 版の日本語ローカライザーを発売しました。
  http://shop.psiloc.com/en/Application,262268,Psiloc+Crystal+Japanese
ただ、実際に触らせていただいたところ、日本語入力関係で
変なところが結構あります (動詞+活用語尾ならば送り仮名が入力されるが、
名詞+助詞の場合は名詞が候補にすら出てこないなど、動作が S80 とも異なる)。
今後の改善を期待したいですが、従来 S80 では日本のユーザからの
フィードバックがちゃんと反映されたとは言いがたいので、
そうした状況から改善されることを望む声が多く出ました。

(5) Sony Ericsson による UIQ 買収

Sony Ericsson が UIQ を買収したことについて、話題になっていました。
  http://www.allaboutsymbian.com/news/item/4509_BREAKING_NEWS_Sony_Ericsson_to.php
これまでの経緯を考えると、元の鞘に納まったということに近いので
買収自体は好意的に捉える人が多かったですが、
ハードウェア部門と OS 部門の分離が UIQ の停滞を招いたとの批判もありました。
また、UIQ はこれまでも Motorola や Benq など
複数ベンダの機種に搭載されてきましたが、
最右翼ハードウェアベンダに取り込まれたことで、他のベンダ、
とりわけ DoCoMo M1000 を譲するモトローラの今後を
気にする声が多かったです。

(6) 海外携帯電話端末と電波法

これまで寄り合いや、海外携帯電話を扱う blog コミュニティなどにおいては、
海外携帯電話機を日本国内で合法的に使う方法として、
海外キャリアの SIM カードを挿してインバウンドローミングで使う方法が
語られていました。
ところが、この法的根拠・契約を明示した資料がほとんど無く、
本当にそれで良いのか、あるいは他に方法が無いのかが
不明瞭な部分もありました。
これに対して、法的側面だけを見ると、海外キャリアを介さなくても
国内キャリアの SIM で持ち込み端末を合法的に使えるのではないか? という
問題提起がされました。
とりあえず判っている情報は、以下の 2点。
 ・2003年に意見募集がされた
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030214_4.html
 ・集まった意見が公開された
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030411_2.html
 ・この結果を受けて、持ち込み端末に関する総務省告示が改正された筈?
今後、興味を持つ人たちで該当告示などを調査する予定です。

(7) 電子読書

iRex iLiad をネタに、電子読書の話など。
PDA や携帯電話は「小さいことは良いことだ」の方向で進んでいるが、
読書に限って言えばある程度の大きさも欲しい。
また、バックライト搭載機種は、通常使用では見やすくてよいものの、
寝床で読書をするには眩し過ぎるという意見もありました。
その他、ソニー LIBRIE や Sony Reader の紹介、必要解像度の話、
iLiad SDK 登場、本のバラし方など。
  http://www.sony.jp/products/Consumer/LIBRIE/
  http://www.learningcenter.sony.us/assets/itpd/reader/
  http://hon.jp/news/1.0/0/802/
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0714/config114.htm

(8) 集合した機械

今回は集合写真はありませんが、相変わらず多種多様な機種が集まりました。
8人居るのに 2台以上重なりのある機種が Sony Ericsson P990i と
Nokia 770 だけというのは、特定機種に拘らない寄り合いの性格を
象徴していたような気がします。

次回は、12月16日(土) の予定です。
一応忘年会を兼ねますが、特別企画は用意されていません。
年末を避けて、普段より早めの日程になっているのでご注意ください。


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