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Psion Series 5 の 10年 [SymbianOS/一般]

このところの Symbian 系ニュースサイトは、ようやく発売された
新型コミュニケータ "Nokia E90" の記事で一杯ですね。
そんな中、ピードラさんも紹介されている
Psion Series5 と E90 との比較記事 (AAS) が目に止まりました。

http://gogosmartphone.main.jp/blog/2007/06/nokia_commnicatorsymbianpsion.html
http://www.allaboutsymbian.com/features/item/From_Psion_Series_5_to_Nokia_E90-the_Times_they_are_a-changin.php

旧 Psion-ml-j のメールを探したところ、Series 5 が発表されたのは
1997年6月18日のようです。
私は、Organizer や Series3 からの古い Psioneer ではなく、
Series 5 から使うようになった割と新しいユーザなのですが、
それからでももう 10年になるというのは、感慨深いものがあります。

想い出ついでに、当時私が同メーリングリストに書いたメールを引用します。
当時の私は、HP200LX にハマりつつも不満を覚えていた時期であり、
自分の「次のプラットフォーム」への期待が高かった分、
生意気なことも書いています。

| From: KONDO Reishi
| Subject: [psion:00251] I got a series 5.
| Date: Sun, 17 Aug 1997 14:35:55 +0900 (JST)
|
| 近藤@■■ です。
|
| 登録していただいてから初めてのメールになります。よろしくお願いします。
| 先週の土曜日に Psion 5 (8MB) が届いてそのまま盆休みに入ったので、
| 実家で暫くいじった感想など書いてみます。
|
| ・ハードウェアは、本当にあちこち凝っています。
| 開封してから暫くの間、キーボードやらあちこちの蓋を
| 開け閉めして遊んでしまいました :-)
|
| ・キーボードは、思ったよりも小さく感じましたが、タッチタイプは可能です。
| 手の大きな英米人では苦しいのではないでしょうか。
| 斜めに押すと引っかかる感じで、ME-386 系のキーボードを連想させます。
| あと、キーの数が少ないので、記号を軒並み Fn シフトで打つことになります。
| 慣れると、少し早く打てるようになりましたが、時々 Fn を取りこぼされます :-(
|
| ・画面の反射がかなり気になります。
| バックライトをつけると問題ありませんが、
| 今度は電池の消費が気になるのであまり良い解法とは思えません。
| ザウルスに保護用のフィルムを貼った人をよく見かけますが、
| あの手のものでなんとか改善できないかと考えています。
|
| ・スタイラスペンは一度押し込むとバネでポップアップしてくる仕組みですが、
| 引っかかってなかなか飛び出してくれません。
| 何回か繰り返していたら、ペンの挿入向き (三角形の置き方) によって
| 引っかかり方が違うようです。フタを少し削った方が良さそうです。
|
| ・コンパクトフラッシュは、メルコの 30MB (RCF-30M) が
| 問題なく使えています。
|
| ・各アプリケーションは、期待した通りそこそこの速さで動きます。
| 自分でプログラムを書く素材としてはかなり面白そうです。
|
| ・どこかの Web page にも書かれていたのですが、
| Agenda で月間一覧表示が無いのがちょっと苦しく感じました。
| HP200LX の月間表示に慣れているからかも知れません。
|
| ・■■■の■■氏と、series 5 2台で IrDA 通信をしてみました。
| System の上で画面左の IrDA アイコンをタップすると
| あっけなくファイル転送ができます。
| ただ、複数ファイルを指定しても一つしか送られなかったので、
| まじめにマニュアルを読まなければならないようです (sigh)
|
| ・シェアウェアの中には、PsiWin を使わずに
| 直接ホストの RS-232C を使って通信するインストーラが
| 付属しているものがあり、インストール時に PsiWin を
| サスペンドさせなければならないのが少々面倒でした。
| この辺の調停も自動的にやってくれれば良いのですが。
| # 確か、Psi-Mapper/GB だったと思います。
|
| ・OPL は、結構遅いです。
| 試しに日本語ビュア (Unix の more みたいな奴) を作ってみたのですが、
| 2400bps のモデムで通信しているような速度しか出ませんでした。
| C++ SDK の購入 (購読?) を検討していますが、
| 開発マシンにもそれなりのパワーが要るようで困っています。
|
|
| 最後に書いた日本語ビュアについては、
| 使ってみたい人がいらっしゃったらメールを下さい。
| anonymous ftp などの手段が無いので、メールでお送りします。
| ただ、先ほど小山さんの web ページを読んだら
| 既に日本語環境の構築に乗り出されてみえるようですので、
| 私のは OPL でのグラフィックのサンプル程度の意味しかありませんが。
| ---
| de ■■■■■■■■■■ 近藤玲史
| ■■■■■■■■■■■■■■■■■

ここで書いた主な不満であるキーボードと速度については、
2年後の 5mx でかなり改善されたのが嬉しかったです。

あれから 10年、今では私の Series 5 は残骸が残っているだけですし、
最終機である「5mx Pro 日本語版」もフレキシブルケーブル損傷の悪癖のため
ほとんどの日は目覚し時計としてしか使っておらず、
Symbian の David Wood 氏のような格好良いことは言えません。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0607/13/news110.html
それでも、Outlook でちまちまとスケジュールを入力している時に
ふと Series 5 の Agenda 画面に思いを馳せたりするなど、
今も深く自分の中で標準になっている一台です。


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Psion-ml のオーナー変更通知について [SymbianOS/一般]

Psion-ml 参加者の皆様:

Psion-ml 参加者の皆様に、オーナー変更に関する
通知メールが届いていることと思います。
私はこれまでアシスタント (ML 運営の補佐) として登録していたのですが、
今回急にオーナー (管理者) になったとの連絡を受けました。
急なことだったので、現在旧管理者に連絡を取って確認をしようとしています。
今後 ML をどうするかは、その結果を待ってご報告しますので
暫くお待ちください。

ご意見などありましたら、同 ML 上、または近藤まで個人メールでお願いします。
本エントリに対してコメント・トラックバックをいただいても構いませんが、
内容は Psion-ml に公開させていただく場合があるので
予めご了承ください。


第76回スマートデバイス寄り合いの報告 [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

2007年5月26日(土曜日) に開催した、恒例の「スマートデバイス寄り合い」 
  http://symbian-dev.com/index.php?%B4%F3%A4%EA%B9%E7%A4%A4
の参加報告です (相変わらず遅くてごめんなさい)。
今回は二次会を含めて参加者は延べ 11名、
うち初参加の方が 1名いらっしゃいました。

(1) Raon Vega

軽量・長時間動作な UMPC です。日本語対応して販売されているとのこと。
  http://brule.co.jp/vega/main.shtml
寄り合いには初登場だと思います。
コンセプトの近い VAIO typeU (初代、2代目) と並べて
比較されたりしていました。
厚みはありますが小型なのと、電池の持ちが良いので
「常に PC が身近に無いと心配な人 (私など)」には心強い味方のようです。

(2) イーモバイル EM・ONE (S01SH)

私は実機を初めて見たのですが、薄型で魅力的なハードウェアですね。
  http://store.emobile.jp/products/s01sh/index.html
ただ、寄り合い会場 (赤坂なので東京23区内) の場合、
室内には電波が充分に届いていないようでした。
現状の通信可能エリアの話や、電池はそこそこ持つという話、
同社が提供する ADSL と併せて使うと割安という話などがありました。
また、ワンセグ・テレビ放送の受信実演があり、
外部アンテナを付けた状態ですが、室内でも場所を選べば
結構綺麗に受信できていました。

(3) bluetooth ヘッドフォン

メーカーや型番は忘れましたが (すみません)、A2DP に対応して
音楽を聴ける bluetooth ヘッドフォンで盛り上がっていました。
SUMSUNG の bluetooth 搭載携帯音楽プレイヤーとの相性が良いとか、
青い LED が眩しいので塞ぐなど工夫しいるとか、
一応消灯設定も可能だが充電すると忘れられてしまう話とか。
bluetooth 機器は、一度使い始めると
身の回りで増殖してしまうという方が多いようでした。

(4) iFrog FrogPad

片手入力が特徴的な、bluetooth キーボードです。
  http://www.frogpad.com/information/bluefroginfo.asp
今回、お手製ケースを装備して、いつでもどこでも入力可能にする
工夫をされた方が登場し、会場を沸かせていました。
そこから話題は派生して、ヘッドマウントディスプレイとか、
理想の入力手段とかの話も出ていました。

(5) netBook Pro

使いやすいキーボードと大きめのディスプレイを持つ、
Windows CE .NET 搭載の PDA(?) ですが、
最近では日本語版が 4万円程度と手を出しやすくなっているそうです。
  http://www.mobileplaza.co.jp/online/list.php?id=3975
また、OPL/CE (EPOC に搭載されていた BASIC ライクな開発環境の
Windows CE 版クローン) が動いている様子がデモされ、
まるで旧 netBook のような印象を受けました。

(6) ビジネス携帯電話

FOMA/無線 LAN 両対応な N902iL から、企業内線電話システムとか、
構内 PHSとか、モバイルセントレックスの話。
  http://www.docomo.biz/html/product/cordless/n902il/
最近では、無線 LAN 搭載スマートフォンを使った
公衆向けの VoIP (Voice over IP) が一部で流行っているそうですが、
これとは別の世界も少しづつ広がっているようです。

(7) スマートフォンを普及させる方法

寄り合いの参加者の興味は様々ですが、
現在はスマートフォン好きの方が多く、どうしたらもっと
普及させることができるだろうという話題で盛り上がりました。
htc カフェの模様や、各社のマーケティング、
国内ケータイにあってスマートフォンに欠けているものなど。

(8) 電子読書端末

iRex iLiad ユーザが地味に増加中で、関連してスキャナや断裁機の選び方、
Fedex kinko's の裁断サービスなどの話がありました。
また、専用端末に手を出すかどうかは別として、
本を電子化して本棚を空けることに興味を持っている方は多いようです。
また、iLiad が故障した際の iRex の対応状況など、
マイナー機器のユーザには貴重な情報もやりとりされていました。

また、富士通が発表したカラー電子ペーパー端末への関心が高く、
有志を 10人募って共同購入したいという声も出ていましたが
この場ではまとまらなかったようです。

(9) 汎用機と専用機

先の読書端末の話題から派生して、汎用機と専用機の比較の話。
一つ一つの機能を見ると専用機 (読書端末、電子辞書、
オーディオプレイヤーなど) の方が使いやすいことが多いが、
なにか凝ったことをしようとすると汎用機 (PC や PDA) が
欲しくなるという話が出ていました。

(10) PyUIQ ver.0.2

開発がらみの話として、UIQ3 端末の上で動く Python で
インタプリタが使えるようになり (PythonScriptShell)、
実演されていました。
  http://sourceforge.net/projects/pyuiq/
ただし、現状の P990i や M600i で普及している M-FEP 環境では、
「=」などの記号を直接入力できず、環境整備が必要なようです。

(11) その他

一般発売に先立って一号機がオークションで高値落札された
Nokia E90 の話題や、Palm Treo 775p を電話として使うための
アイディア合戦 (薄型の 3G 携帯電話と 2台重ねにして
bluetooth でリンクするとか)、
maemoCJK が登場して Nokia 770 や N800 の日本語化の敷居が下がった話、
ちょっと時期の早い怪談 (スケジュールの同期を間違えて自宅のエントリを
職場に公開しそうになったという人ごとでない話)、など
いろいろな話が飛び交っていました。

次回は 6月23日(土曜日) の予定です。


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