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MIAU の風に押されて、著作権問題とスマートデバイスの関係について考える [スマートデバイスを取り巻く環境]

個人的に音楽好きなので、近年の著作権者の
むやみな権利拡大傾向に嫌な気配を感じていています。
ちょうど今、文化庁の著作権に関するパブリックコメントが募集されているので、
何か文句の一つも書いてやろうかと材料を探していた矢先に、
古い Psion ユーザにはお馴染みのコラムニスト 小寺信良氏 らが
MIAU =「インターネット先進ユーザーの会」を立ち上げたという
ニュースを知りました。
  http://miau.jp/

会の名称に相応しく YouTube に専門チャネルを用意して公開された
設立記者発表会の模様を、いま全部見終えたところです。
動画は視聴に時間が掛かるのが難点ですが、
ニュースで編集された発言内容を読むのと比べると
やはり発言の意図が理解しやすいですね。
  http://jp.youtube.com/user/MIAUpub
これを見ての私の感想は、今の著作権拡大の状況は
音楽・映像に閉じた話ではなく、
例えば PDA やスマートフォンのユーザにも充分に悪影響が
考えられるものだということです。
音楽・映像の違法ダウンロード自体の違法化が規制された場合、
同様の論理を拡大して次に規制のやり玉に挙げられるのは、
日本語パッチを当てたアプリのダウンロードや、改造ファームウェアの
ダウンロードになる可能性が充分にあり得ると思うのです。

まあ、いかにもパブリックコメント対応のためにバタバタと立ち上げられたと
わかる体制や、情報通信政策まで手を広げられるの? とか、
文句をつけたい点も無いでは無いのですが、
インターネットの片隅で陰口を言っていても何も始まらない訳です。
とりあえず、私は MIAU の現時点の活動方針に賛同を表明すると共に、
目下のパブリックコメントへの個人的参加を行う予定でいます。

それとは別に中長期的には、この動きを参考に、
スマートフォンユーザの意見を実社会へ反映させる「何か」を
考えていきたいところです。
これまで例えば、毎月の寄り合いの報告にそのような意味を
持たせていたつもりなのですが、寄り合いという小さな実社会と
ネットワークの間の溝を埋める役には立っていたとしても、
その周りを取り巻く大きな実社会とはやはり乖離していたように思うのです。


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第80回スマートデバイス寄り合いの報告 [オフ会/スマートデバイス寄り合い]

2007年9月29日(土) に開催された
第80回スマートデバイス寄り合いの参加報告をします。
参加者は 12名 (うち遠方からが 3名) でした。

(1) ま〜さんが製造者開発認証取得

M-FEP などでお馴染みのま〜さんから、
Nokia と交渉を続けていた製造者開発認証
(phone manufacturer DevCert) をとうとう取得できたとの
報告があり、お祝いの乾杯でスタートしました。
  http://digilife.bz/blog/?p=1195

この開発者認証を付与した M-FEP60 では
幾つか問題があることが判ったなども報告されましたが、
これからが楽しみです。

(2) Softbank X02HT

発売されたばかりの HTC 製 Windows Mobile 搭載スマートフォンです。
  http://mb.softbank.jp/mb/product/X/x02ht/

寄り合いの場には、3台が揃いました。
私も触らせていただきましたが、かなり薄くて軽いのが印象的でした。
片手操作ができるという人が多かったです。
3rd party 製の大型バッテリーを付けても小さい感じです。
また、キーは小さくタッチも軽いのですが、深く押さないと反応しないので
却って誤操作はしにくい印象を受けました。

偶然か、オーナーの 3氏とも通話利用はあまり考慮していない模様で、
通話とは別にメッセンジャーとして好適という意見が多かったようです。
あと、無線LAN の感度が今ひとつという意見が出ていました。

(3) Motorola RIZR Z8 (MOTO Z8)

一部では「ウォーズマン」「バナナフォン」と呼ばれているらしい、
Motorola の UIQ3.1 搭載スマートフォンです。
  http://direct.motorola.com/hellomoto/motorizrz8/

スライドして開いた時に、通話しやすいように
マイクロフォン側が前進してくるギミックが印象的です。
大きいように見えますが、比べてみると閉じた時には
Sony Ericsson M600i とほぼ同じサイズでした。

ただし、同じ UIQ3.x ながら M600i や P990i と違って、
日本語化にいろいろ問題があるとのことでした。
この辺の話題は、オーナーのピードラさんのサイトに詳しいです。
  http://gogosmartphone.main.jp/blog/motorizr_z8/

(4) 電子工作
(4.1) bluetooth リモコン

自作の bluetooth リモコンによる、PC の音楽プレイヤー (WinAMP) の
操作デモが披露されました。
  http://geocities.yahoo.co.jp/gl/pochan4299/view/20071001/1191203972
SPP プロファイルで送られたデータを解釈する
専用の PC 用アプリを開発されていて、
骨伝導ヘッドフォンのようなプロファイルが対応していないものでも
独自に早送りや巻き戻しなどができるという優れものです。
市販の bluetooth モジュールとマイコンを使われているので、認証関係もバッチリ。
更にモールス符号で、WinAMP のダイレクト曲選択やメモ帳への文字入力まで可能という、
マニアックな機能まで実現されていました。

(4.2) 携帯電話用ハンドセット

600形電話機 (いわゆる黒電話) のハンドセットを、
携帯電話に繋ぐというデモが披露されました。
さすがコストの掛かっていたころの電話機だけあって、
音質はとても良好でした。
  http://ja.wikipedia.org/wiki/黒電話

(5) Emaki (絵巻)

PyS60 で動作する、メモソフト (という言い方で良いのかな?) です。
先日の E90 オーナーズミーティングで大きな話題を呼んだこともあり、
寄り合いでも、どうやって使うと良いのかなどの質問が飛んでいました。
  http://digilife.bz/wiki/index.php?Suzuki_lum

特徴としては、リンクを縦横無尽に張れること、
画像などのオブジェクトもリンクできることなどが挙げられました。
古くからの Psion ユーザには、「Jotter に近い」という説明が
解りやすかったようです。
また、データの互換性についての議論があり、テキストだけならば
EBt などと相互にコピーして使えるそうです。

(6) Palm Centro

Palm が新しく発表したスマートフォンです (寄り合い時点では未発売)。
販売奨励金が入って $99.99 というので話題になっていました。
  http://www.palm.com/us/products/smartphones/centro/
CDMA2000 ということで、日本の au で使えないかという声が出ていましたが、
au は他の国と周波数関係が逆なので使えない筈との意見が出ていました。

(7) 国産携帯電話

国産というか、国内メーカーの携帯電話機について
いろいろな意見が出ていました。
富士通+DoCoMo の「らくらくホン」がかなりまともという説のほか、
AQUOS 携帯などが売れている今、NEC は 98フォンを出すべきだなどの意見も。

(8) ノートPC 談義

携帯できるノートPC が欲しいという話から、
ThinkPad の今昔についての意見など。
参加者には、意外に ThinkPad ユーザが多かったようです。
また、新幹線で見渡したらほとんど Let's note 一色だったとの報告も。

(9) iPod touch

世間での注目度の高い Apple iPod touch ですが、
意外にも寄り合いには登場せず、逆に話題になりました。
  http://www.apple.com/jp/ipodtouch/
現物こそ無かったものの、独特のユーザインタフェースの感想とか、
Newton 化を試している人達がいるらしいという話題が出ていました。

(9) その他
・福岡でもスマートフォン寄り合いが開かれるとのことです。
 いつかは参加したいですね。
・Nokia BL-5C 問題について、その後電池が送られてきた人と、
 何も音沙汰の無い人の両方が居ました。
・Nokia E90 のケースについて。W-ZERO3[es] 用、Advanced/W-ZERO3[es] 用の
 どちら用のケースでも概ね使えるとのことです。
・Palm Pilot で有名な 3com が、いつの間にか買収されて
 中国系の参加に入っているという話など。時代ですね。
  http://jp.techcrunch.com/archives/private-equity-eats-avaya-for-82-billion-and-3com-for-22b-burp/

以上です。次回は 10月27日(土) の予定です。


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